一級のさらなる魅力向上が求められる

国土交通省が昨年10月に再開した「自動車整備技術の高度化検討会」で、一級自動車整備士過程の修了者に「自動車検査員」資格を付与する方向で動き出すことが決まった。一級に付加価値を設けることで、二級との差別化を図る狙いだ。若者の“クルマ離れ”の影響で、整備士学校への入学者数は年々減少しているのに対し、ディーラーや整備専業者からは「メカニックが足りない」…