世界の新たなマザーとなる寄居工場

ホンダは7月、乗用車メーカーで国内最後の完成車新工場と言われる寄居工場を稼働させた。「フィット」をはじめとする小型車の専用工場に位置づけており、コンパクトカーと軽自動車の拡大で国内生産100万台の維持を目指すホンダにとって重要な戦略拠点だ。また、メキシコやブラジルなど今後数年で立ち上がる世界の工場も小型車をメーンとするところが多い。フィットの成否…