かつて、ガソリンには燃焼状態を改善するために鉛が含まれていた。それが原因とされ、東京都内で鉛中毒事件も発生した。通商産業省(現・経済産業省)の指導もあり、レギュラーガソリンでは1975年に、ハイオクガソリンも87年には完全無鉛化を達成した。写真はまだ、その過渡期のもの。未対策車が無鉛ガソリンを使うとエンストを起こしてしまうため、日本自動車連盟は特…