超円高水準が是正されても生産体質強化の手は緩めない

◆部品各社の改善活動を振り返る2013年上期(1~6月)は為替相場が1ドル=90円台後半まで円安に振れ、部品各社の事業環境を大きく変える期間となった。日本のものづくりの危機とまで言われた歴史的な円高は修正され、収益状況も好転している。ただ、生産現場は短期的な変化に一喜一憂することなく、地道な改善活動を続けようとしている。足元で推進する体質強化の取…