コイルばねの巻き工程。980度Cに熱せられた棒状のばね鋼が次々にばねの形に仕上がっていく

◆世界のモデル工場を目指して自動車用懸架ばねの国内最大手、ニッパツの横浜工場は、創業の地である横浜市磯子区からの移転により1987年に稼働した。乗用車に使われるコイルばね、トラック・バスなどに使われる板ばねを生産し、主に東日本地域の自動車メーカーの生産拠点に納めている。2008年に全社で着手した「ものづくり革新活動」で、同工場は「世界のモデル工場…