平成11年からチェコ共和国名誉領事というお役目を頂いている。これは、平成7年の阪神・淡路大震災の際、国内外から物心両面の支援を頂いたなかで、チェコ共和国が両親を失った遺児十数組を本国に招き、彼らの傷ついた心を慰めてくれたことに端を発する。経緯はこうだ。兵庫県の貝原俊民知事(当時)がその謝辞を申し上げるため東京・広尾のチェコ大使館を訪れた際、当時の…