業績は改善しつつあるものの、消費者心理の悪化や電力不足が懸念材料―帝国データバンクが約1万社に実施した今期業績見通し調査で、こんな企業意識が明らかになった。増収増益を見込む企業の割合は昨春の前回調査とほぼ同じ30・3%だったが、減収減益予想の割合は前回から5ポイントほど減って19・4%だった。震災から1年が経ち、厳しい経営環境のなかでも業績は改善…