大槌日産の仮設プレハブ店舗前で復興を誓う千葉社長（左）と飛田さん

仕事と家事の両立、厳しい生活でも２０１１年３月１１日に発生した東日本大震災と直後の津波で岩手県沿岸部一帯は甚大な被害を受け、多くの尊い命や街並みが失われた。釜石市片岸町で店舗展開していた岩手日産（千葉理平社長）の分社拠点である釜石日産は大槌湾を襲った津波により建物は基礎を残して全て流出した。幸い社員は全員無事だったものの、家族が行方不明であったり…