国土交通省は、三菱重工業に対し、航空機部品の品質管理が不適切だったとして厳重注意を行った。同社は貨物室ドアのヒンジや点検用主翼パネルなどを規定された手順に従わず製造していた。これに対し国交省は、同種事例の再調査、原因究明および再発防止策の策定などを求めるとともに、規定違反のあった出荷済み部品についての安全性評価を行うよう指示した。