中国、インド、南米への日本の自動車産業の進出が一巡するなかで、中規模以下の市場に向けたコンパクトな工場が重要になっている。大規模集約によるコストダウンではなく、一定規模以下であっても採算が成り立つ工場だ◆大規模市場への進出にはほぼめどが立ち、次の一手としてのグローバル化を進めるわけだ。震災を機に加速する現地化の波にも呼応する格好となる◆グローバル…