1986年5月の東京サミット(主要先進国首脳会議)では、直前の4月26日に旧ソ連(ウクライナ)で起きたチェルノブイリ原子力発電所4号炉の事故が主要議題となり、「チェルノブイリ原子力事故の諸影響に関する声明」が採択された。国際原子力事象評価尺度(INES)で最悪の「レベル7」とされたチェルノブイリ原発事故から四半世紀を経た今年3月、東京電力福島第一…