国道43号から数十メートル離れた防風林付近には、津波で流された車両が折り重なった状態で放置されている

宮城県内で東日本大震災による津波の被害を受けた車両は約14万6千台に上ると推計されることが県の調べで3月29日、分かった。被災現場の各地では早期復興に向けて、緊急車両の通行を妨げる道路上のがれき処理や放置車両の撤去が進められており、道路脇には津波で流された車両が大量に積み上げられている。ただ、主要道路以外の各所では津波による被災車両が依然と放置さ…