2010年は自動車産業にとって節目となる年になるだろう。モーターと電池で走る電気自動車(EV)普及元年。そして自動車マーケットで中国が実質的に世界最大市場へと成長した。こうした動きは今後、相互に絡まりながら自動車産業の行方に大きな影響を及ぼすだろう。前触れはあった。100年に一度の危機と言われたリーマンショックを機に、世界の自動車マーケットが激変…