UPSが発表した2010年の「UPSアジア・ビジネスモニター(ABM)」の調査によると、昨年浮き彫りになったアジア地域の景気の悲観的な見通しが楽観的に転じ、経済の回復が中小企業の展望からも垣間見える結果となった。一方で、日本の中小企業については慎重な姿勢や、競争力の維持・差別化に向けた方向性などが表れているとしている。同調査は05年から毎年実施し…