日産自動車は27日、「スカイライン」に400台の限定車「400Rリミテッド」を設定し、「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」で展示すると発表した。内外装に専用部品を装備したほか、スタビライザーの改良や制動力の高いブレーキパッドの採用などで、操縦安定性を高めた。また、一部改良も実施し、衝突被害軽減ブレーキの検知対象を歩行者と自転車に拡大。新たな外装色「ワンガンブルー」も設定した。11月13日に受注を開始するが、限定車は先着順で受け付ける。

 価格は従来に比べて約57万~60万円高の544万2800円から。限定車は693万5500円(消費税込み)。

 日産は27年度以降、新型スカイラインの投入を予定しており、開発期間を37カ月程度に短縮する新たなプロセスを用いる計画だ。