日本ミシュランタイヤ(須藤元社長、群馬県太田市)は、スポーツ性能を高めたオールシーズンタイヤ「クロスクライメート3スポーツ」を発売した。スポーツカー向けの全天候型タイヤをラインアップするのは、同社として初めて。標準モデルも新たに「クロスクライメート3」として発売した。
スポーツモデルは雪道での走行性能に加え、高いグリップ力を実現するため、トレッド部に専用コンパウンドを採用した。標準モデルは、トレッド面に均一な接地圧を均一にする技術などで耐久性を向上した。低燃費化も図り、シリーズ初となるタイヤラベリング制度の転がり抵抗で「AA」を獲得した。須藤社長は「オールシーズンタイヤでも走りの楽しさを追求した」と販売増への自信を見せた。
標準モデルは16~20インチの全35サイズ、スポーツモデルは18~21インチの全27サイズを用意。価格はオープン。