新車販売でも消費者保護が課題だ

新車の不適切な販売方法に関する消費者からの相談が増加している。自動車公正取引協議会(自動車公取協、鈴木俊宏会長)がまとめた2024年度版の「消費者相談レポート」によると、新車の総相談件数は前年同月比6.1%増の1288件となり、4年連続で前年を上回った。このうち、契約・取引方法が同13.5%増の520件と直近5年間で最多。全体の4割を占め、項目別…