損害保険ジャパンは7月25日、2015年4月以降に旧ビッグモーターに入庫した案件(約11万5000件)について、自動車保険金不正請求の有無に関する最終案内などを今年6月に完了したと発表した。転居などで連絡が取れない一部の顧客やフリート契約客は除く。
旧ビッグモーターの不正請求などの補償や訴訟対応を引き継いだバーム(和泉伸二社長、東京都港区)は、不正請求額を返金する顧客に順次連絡するとしているが、転居などで一部の顧客に連絡が届かないケースもあった。
1日も早い被害回復を実現するためにも、損保ジャパンでは、バームに代わって不正請求の有無に関する案内と、返金に必要な口座情報などを確認するための書面を対象となる顧客に送付していた。