トレッサ横浜内のオートモール
三井不動産は、トヨタオートモールクリエイト(TAC、河合利夫社長、名古屋市中村区)の全株式をトヨタ自動車から取得するとこのほど発表した。TACが所有する商業施設「カラフルタウン岐阜」「トレッサ横浜」もトヨタ不動産と共同で取得する。株式、商業施設の取得日はいずれも8月29日。
三井不動産は、同社グループが運営する神奈川東部エリアの商業施設(ラゾーナ川崎プラザ、ららぽーと横浜)や、中京圏の商業施設(ららぽーと名古屋みなとアクルス、ららぽーと愛知東郷、ららぽーと安城など)との連携を進めていく考え。TACが持つ自動車販売店やモビリティに関する見識を生かし、顧客基盤の拡大や物件価値の向上を図っていくという。
TACは、トヨタとダイハツの販売店を集め「お買い物のついでに気軽にクルマを〝見て、触れて、乗れる〟」をコンセプトにオートモールを開発してきた。オートモール併設型商業施設としてカラフルタウン岐阜とトレッサ横浜を運営するほか、大阪府八尾市の「アリオ八尾」、埼玉県越谷市の「イオンレイクタウンmori」では、ショッピングセンター内でオートモール事業を展開している。
カラフルタウン岐阜には岐阜トヨタ、岐阜トヨペット、トヨタカローラネッツ岐阜、岐阜ダイハツ、ジェームス柳津店が、トレッサ横浜にはウエインズトヨタ神奈川、GRガレージトレッサ横浜、トヨタモビリティ神奈川、神奈川ダイハツが入居している。