モビリティとの関わり方で〝最適解〟を模索する(帝人が出展したフォーミュラEイベントの様子)

「(自分たちメーカーは)どうしてもプロダクトアウトの発想になりがち。顧客近接で、本当に求められているものに自ら気付かなければ戦っていけない」―。今年5月、フォーミュラE東京大会の関連イベントに参加した帝人の内川哲茂社長は、変革期にある素材ビジネスの難しさをこう語る。化学・繊維メーカーは、従来の素材を売るだけの事業モデルからの脱却を目指し、自動車サ…