日本を発着する航空各社の減便で、欧米向けの貨物スペースの確保が現在、タイトになっている。これにより、フォワーダーに比べキャリア側の航空各社の立場が強くなっており、「スペースを求める大口顧客の貨物については、キャリアの言い値に近い状況」(都内の物流事業者)という。自動車部品の緊急輸送などで今後、影響が出る可能性も避けられず、物流各社では輸送面の対応…