国際興業が導入した急速充電器

 電気自動車(EV)用充電器を手掛けるパワーエックス(伊藤正裕社長、東京都港区)は20日、バス会社の国際興業(黒滝寛社長、同中央区)と提携し、他のバス事業者に急速充電器を販売すると発表した。まずは2025年内に、10基程度の設置を目指す。すでに同社のさいたま東営業所(さいたま市緑区)に急速充電器を設け、電気バス(EVバス)を使って路線バスの運行も始めた。これらのノウハウを生かし、全国のバス事業者の充電インフラ導入を支えていく考えだ。

 国際興業が導入した急速充電器「ハイパーチャージャープロ」の最大出力は150㌔㍗で、最大2台まで充電可能。