「ひとつ、アメリカへ行ってやろう、と私は思った」。小田実氏の「何でも見てやろう」はこんなくだりで始まる。小さい頃、親の書棚から「背伸び」して拝借したうち、印象深い一冊だ◆私が実際に初めて米国を体験したのは大学時代、「日米学生会議」というプログラムに参加したとき。日米の学生が3週間、寝食を共にして交流するもので、1934年に始まり今も続く。毎年、日…
ここからは有料記事になります。ログインしてご覧ください。
「ひとつ、アメリカへ行ってやろう、と私は思った」。小田実氏の「何でも見てやろう」はこんなくだりで始まる。小さい頃、親の書棚から「背伸び」して拝借したうち、印象深い一冊だ◆私が実際に初めて米国を体験したのは大学時代、「日米学生会議」というプログラムに参加したとき。日米の学生が3週間、寝食を共にして交流するもので、1934年に始まり今も続く。毎年、日…
ここからは有料記事になります。ログインしてご覧ください。