好井正治(よしい・まさはる)氏

2025年卒業の学生は、売り手市場が進んだ中での就職活動となったようだ。24年卒の環境と比較すると、1カ月前倒しで内定をいただく学生が多い傾向がみられた。背景にはインターンシップへの参加率向上と、それに伴う早期選考の拡大がある。年々採用の早期化が進んでおり、青田買い状態となっている。学生は長期戦によって疲弊しているのが実情だ。学生の動向をみると、…