内藤恒義(ないとう・つねよし)氏

2024年の就職活動市場を振り返ると、〝就活の早期化・長期化〟が定着してしまった印象だ。近年の就活市場は完全に売り手市場であるため、学生1人当たりのエントリー数は減少傾向にある。この状況に企業側は焦りを覚え、3年生の夏までに学生にアプローチしたいと考えているようだ。一方、早期化が進むことで学生は自己分析や業界・企業研究を満足にできないまま就活に臨…