三井物産メタルズ堺事業所(中川純一所長、大阪府堺市)は、12月中旬をめどに自動車リサイクル事業から撤退する。使用済み自動車(廃車)から中古部品を生産し輸出していたが、主な取引先である新車ディーラーから安定した廃車入庫が見込めない、と判断した。自動車解体の大手が撤退するのは、関西地区では初めて。今後は、事業の柱である金属屑部門に経営資源を集中し、電…