シャープは、堺工場(堺市堺区)の跡地や建物などの一部をソフトバンクに売却すると発表した。売却額は約1千億円。ソフトバンクは人工知能(AI)データセンター(DC)を構築する計画だ。シャープは同工場に関し、KDDIとの間でも土地や建物を売却してDCを構築することで基本合意している。

 シャープは液晶パネルの生産を手掛けていた同工場の資産売却を通じ、経営体制の立て直しにつなげる。