オリエントコーポレーションは、2025年3月期を最終とする中期経営計画で掲げていた経常利益目標を下方修正することを明らかにした。当初は400億円以上としていたが、200億円となる見込み。市場金利の上昇に伴う金融費用の増加などにより、目標達成が困難になったためとしている。
同社が発表した同期の連結業績見通しも、前年比24.1%増の200億円とした。売上高に当たる営業収益は、同14.8%増の2630億円。営業利益は同24.1%増の200億円、純利益も同59.1%増の200億円に設定した。
24年3月期の営業収益は同0.6%増の2290億円だった。しかし、営業利益は同30.1%減の161億円、純利益は同34.0%減の125億円にとどまった。海外事業における貸し倒れ関係費の増加が響いた。