内藤恒義(ないとう・つねよし)氏

3月に卒業した学生の就職活動を振り返ると、コロナ禍の影響を受け、学生と企業の双方でオンラインツールの活用が目立ったように思う。学生側は企業セミナーや選考に参加しやすくなり、企業側はさまざまな学生と接点を持つ機会が増え、有意義なものになっている。ただ、オンラインの気軽さゆえに学生の企業研究が浅くなる傾向がみられる。就職活動での軸を見失った学生は内定…