11日の検討会の様子。円滑な駐車場利用のためには周知活動が欠かせないとの声が相次いだ

開幕まで約1年に迫る大阪・関西万博における自家用車利用の在り方をめぐって、課題が持ち上がっている。資材や人件費の高騰を受け、来場者輸送に必要なコストが上昇の一途をたどる中、円滑な輸送を担うはずの予約制駐車場の運用では、来場者から収受する利用料金がいまだ固まらない。コスト回収のためには相応の料金設定が不可欠だが、相場と乖離(かいり)すれば周辺の民間…