「地震、雷、火事、親父」―。正月三が日は、この故事を改めて考えさせられた。これまでユーモアを交えたありふれた故事と思っていたが、ニュースで地震、火事、そして被災者の姿を見て、あらがいようのない天災を順に並べていたのだ◆「令和6年能登半島地震」は深刻な被害を出し、今も救助、救援が続いている。人々の無事を祈り、支援が届くことを祈るばかりだ◆この故事は…