2024年は、春に特定整備制度の経過措置が終了し、秋にはOBD(車載式故障診断装置)検査が始まるなど、整備業界にとって変化が大きい年になる。また、高度化する自動車技術への対応に加え、人材不足やデジタル化など、整備事業者を取り巻く課題が多いのも実情だ。業界の次代の成長に向けて行政の役割も高まる中、7月に就任した国土交通省の多田善隆自動車整備課長に、…