日本自動車連盟(JAF、坂口正芳会長)は、ウェブからロードサービスを要請できる新サービスを始めたと発表した。従来は電話とファクシミリ、公式アプリ「JAFアプリ」のみだった。今後、JAF会員などは専用サイト「救援要請ウェブサイト」から、メールアドレスの入力などで出動を依頼できるようになる。

 ウェブ要請ではGPS(全地球測位システム)の位置情報から救援場所を指定できるほか、JAFコールセンターとのチャット連絡で電話を不要にした。また、GPSの活用で、現場に向かっているJAFサービスカーの到着時間や走行位置も確認できる仕様になっている。

 JAFの年間救援件数は約220万件(2022年度実績)という。