愛知製鋼は20日、特殊鋼材の一部で顧客要求仕様の上限を超える長さの鋼材を出荷していた問題で、第三者による特別調査委員会の報告書を公表した。報告書の内容を踏まえ、後藤尚英社長主導で再発防止を含めた改善策を進める。経営責任を明確にするため、藤岡高広会長ら役員5人の報酬を自主返納する。報告書は「顧客に迷惑をかけることはないという誤った正当化」「問題解決…