Uber Japan(ウーバー・ジャパン、山中志郎モビリティ事業代表)は、全国ハイヤー・タクシー連合会(全タク連、川鍋一朗会長)に賛助会員として正式加入したと発表した。同社は2014年にはハイヤーで、18年にはタクシーでそれぞれスマートフォンアプリによる配車サービスを開始。タクシー配車ではサービスエリアを17都道府県19都市に広げ、事業者の顧客獲得や業務効率化を支援してきた。こうした中、乗務員不足をはじめとしたハイヤー・タクシー業界の課題解決を一層支援するため、全タク連に加盟した。

 加盟を生かして、さらなる効率的な配車や、訪日観光客・ビジネス客の移動需要の取り込み、先進的なテクノロジーの活用を通じた売上機会の創出を手助けする。

 山中事業代表は「ハイヤー・タクシー事業者からは、配車アプリの導入によりドライバーの売上がコロナ禍前より大幅に増加したという声もいただいている。全タク連の賛助会員として、事業者と利用者にとってより使いやすいテクノロジーとサービスを提供しながら、業界ひいては日本が直面する課題の解決とさらなる成長に貢献していきたい」と抱負を述べた。