経済再生と税収の安定確保は今も昔も不変の重要課題である。1400年代末、伊勢新九郎盛時は伊豆国平定後の領国経営にあたって、五公五民の年貢を四公六民とする減税政策をとった。後世に「北条早雲」の名で広く知られる人物だ◆後北条氏3代目で早雲の孫にあたる氏康も、畑地に課せられる不定期の「諸公事」を全廃するなど減税政策に取り組んだ。一方で、畑地の収穫高から…
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経済再生と税収の安定確保は今も昔も不変の重要課題である。1400年代末、伊勢新九郎盛時は伊豆国平定後の領国経営にあたって、五公五民の年貢を四公六民とする減税政策をとった。後世に「北条早雲」の名で広く知られる人物だ◆後北条氏3代目で早雲の孫にあたる氏康も、畑地に課せられる不定期の「諸公事」を全廃するなど減税政策に取り組んだ。一方で、畑地の収穫高から…
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