物性の低下を補えるペレットを開発した

東レは、ガラス繊維強化PPS樹脂(PPS―GFRP)について、リサイクル後も初期性能を維持できる新技術を開発した。8月からサンプル供給を始めており、製品評価や顧客ニーズを見極めながら、2026年の量産を目指す。PPS―GFRPは耐熱性や絶縁性に優れ、電気自動車(EV)の部品や半導体部品などに用いられる。他方、リサイクル時にはガラス繊維が粉砕される…