東レは、水系塗料や無溶媒塗料の塗布性と密着性を両立したPETフィルムを開発したと発表した。有機溶媒を用いた塗料が不要となるため、フィルム加工時の二酸化炭素(CO2)排出量を削減できる。2023年度下期前半に生産する計画で、30年には90億~100億円規模の売上高を目指す。フィルム加工での水系塗料など揮発性有機化合物(VOC)を用いた場合、廃液や乾…