年間8・8兆円にものぼるわが国の自動車関係税収。このうちの半分を占める燃料課税の税収が昨年度、過去20年で最小に落ち込んだ。クルマの電動化や燃費向上が進んだためで、揮発油税や軽油引取税といったこれら税収は今後も減り続けていく。気になるのはその減収分をどこで補うかだ。自動車税制は燃料課税と車体課税の2本柱で成り立つ。自動車業界が警戒するのが車体課税…