民主党を中心とした政権交代の実現で、自動車関係諸税の見直しが早期に進められる可能性が高まった。道路特定財源の解体という大きな節目を迎えた自動車税制は、簡素化などの動きが現実味を帯びる。ただ、環境対応を配慮した新たな課税基準や税制のあり方などの議論もあり、税制改正に向けた新政権の手綱さばきが注目される。税収の大半を道路整備のためとして徴収され続けて…