軸屋勇治(じくや・ゆうじ)所長

―狭山工場が果たしてきた役割を振り返ると「ものづくりの先進技術は何でも狭山から入れてきた。そしてホンダが海外に出ていくときには〝先生役〟を担ってきた。その役割を今度は寄居という最新鋭の工場に移す」―印象的な生産技術は「例えば1970年代に実用化した粉体塗装の技術。これは家電で使用される歩留まりの良い塗装の方法なのだが、自動車の外板に適用しようとす…