日本製鉄の森高弘副社長は2日、2021年4~9月期決算発表の席上、鋼材の大口需要家向けと結ぶ長期契約「紐付き価格」をめぐり、下期については前期価格の水準で順次決着しつつあることを明らかにした。森副社長は「事前に前提を立てて交渉している。下期価格は上期に決着した水準での交渉になっている」と話した。ただ足元の原料価格はさらに高騰しているのが実情。この…