私の電車内でのささやかな楽しみの一つがなくなった。「週刊文春」「週刊新潮」の中づり広告が終了したのだ。週刊誌の広告見出しは私の情報源でもあった。あふれんばかりの大中小サイズの文字と配列の各見出しは雑然ながら不思議とまとまっている。楽しみと言いながら、いつ頃からか週刊誌は購入していない。中づり広告を見て1冊を読んだ気になった。昭和世代はエログロナン…