北海道洞爺湖サミットが閉幕し、世界が一丸となった温室効果ガスの削減ビジョンや原油・食料価格急騰への対策など、多くの首脳文書(宣言)が採択された。ホスト国として議長を務めた福田康夫首相も「多くの成果が得られた」と総括、最大の焦点だった温室効果ガス削減目標でも、昨年の独ハイリゲンダムサミットから前進が見られた。ただ、中国やインド、韓国などの新興国を加…