ホンダは20日、安全運転教育用のドライビングシミュレーターをマイナーチェンジして同日発売したと発表した。最新のホンダ車で採用している装備を搭載するとともに、対応できる免許モードを増やし、性能を高めた。
今回の改良では従来、オプションだった「第1種免許大型・中型用」と「第2種免許普通・大型用」を標準化し、「第1種免許普通用」と合わせた3種類のモードを設定。自動車の進化に合わせ、電動パーキングブレーキ(EPB)スイッチやプッシュ式エンジンスタートシステムを搭載した。このほか、本体のディスプレーには高精細43型液晶モニター3画面や視認性を高めるデジタルメーターパネルを採用。シートやステアリリング、セレクトレバーなども現行の四輪車で使用する装備に切り替えた。
初年度の国内販売計画は50台。本体価格は313万5000円(消費税込み、搬送・設置費別)。