東レは、折り曲げ疲労耐久性を従来の15倍に高めた新たなポリマー材料を開発したと発表した。2021年度からサンプル出荷を開始し、自動車用途のほか、家電、スポーツ用品などでの採用を見込む。
新たに開発したエンジニアリングプラスチック「ポリアミド6(PA6)樹脂」は、PA6が持つ耐熱性と剛性、強度を維持しながら、疲労耐久性を両立したのが特徴。PA6樹脂中に外力が加わった際に可動可能な構造を持つポリロタキサンを微分散化させることで、しなやかさを兼ね備えた新規ポリマー材料の開発に成功した。
東レは、折り曲げ疲労耐久性を従来の15倍に高めた新たなポリマー材料を開発したと発表した。2021年度からサンプル出荷を開始し、自動車用途のほか、家電、スポーツ用品などでの採用を見込む。
新たに開発したエンジニアリングプラスチック「ポリアミド6(PA6)樹脂」は、PA6が持つ耐熱性と剛性、強度を維持しながら、疲労耐久性を両立したのが特徴。PA6樹脂中に外力が加わった際に可動可能な構造を持つポリロタキサンを微分散化させることで、しなやかさを兼ね備えた新規ポリマー材料の開発に成功した。