曙ブレーキ工業は17日、事業再生ADR(裁判外紛争解決手続き)内で閉鎖するとしていたスロバキアの工場とドイツの拠点を存続させると発表した。黒字化が進み、将来の新規受注獲得が見込めると判断した。また、合わせて国内の連結子会社3社を吸収合併すると発表した。ディスクブレーキを生産するスロバキア工場は、将来的に経済性が事業再生計画を上回ると予想されるため…