岡田 敬志准教授

自動車の環境対応に欠かせない重要な素材が白金族金属だ。プラチナ、パラジウム、ロジウム、オスミウム、ルデニウム、イリジウムという6種類の金属がある白金族金属は、排出ガス中に含まれる有害物質の浄化や、水素と酸素を反応させて電気を作り出す燃料電池の反応を促進させる役割を持つ。福井大学の岡田敬志准教授は、使用済みの自動車用触媒などに含まれる白金族金属を無…