スバルが2月27日に発表した2020年1月の生産・販売実績は世界生産台数が前年同月比56.0%増の8万9801台と、3カ月連続プラスとなった。

国内生産は同32.3%増の5万0993台と、3カ月連続で前年を上回った。昨年1月に電動パワーステアリングで不具合が見付かった影響で生産ラインを停止していたことと、完成検査問題でラインスピードを落としていたことから、反動で大幅増となった。

米国生産は同8.9%増の3万8808台で、2カ月ぶりに前年を上回り、1月として過去最高だった。

グローバル販売台数は同0.7%減の6万9543台と、5カ月連続マイナスとなった。米国が同0.5%増の4万6285台と、カナダが同5.7%増の3322台と、ともに1月として過去最高となった。

中国は前年の春節の休暇が2月で、今年は稼働日が少なかったことから同26.9%減の1833台と大幅マイナスだった。豪州は市場全体の低迷に加え、森林火災などの影響で納車前点検・整備に遅れが出ており、同34.6%減の2250台だった。