いすゞ自動車は10月16日、大型トラック「ギガ」の液化天然ガス(LNG)車と圧縮天然ガス(CNG)車を一部改良して発売した。ドライバー異常時対応システム(EDSS)をオプションで設定。車内カメラがドライバーの異常を検知するか、スイッチを押すと減速し、車両を停める。

現在、国内メーカーで天然ガスを燃料とするトラックを量産しているのは同社のみ。バイオメタンなどの代替燃料への置き換えもできることから、同社は脱炭素社会の移行期における「重要な選択肢」に位置付けている。

東京地区の価格(4軸車、車両総重量25t)は、LNG車が3855万8300円、CNG車が3070万6500円(消費税込み)。